驚くほど安くなる⁉ガス代節約術

そろそろ温かい湯船にゆっくり浸かって、体を温めたい季節になってきました。
そうなると気になるのがガス代です。
ガスコンロや給湯器と毎日ガスを使っていますが、ガス代の50%~80%がお風呂に使われているって知っていましたか?
お風呂に使うガスの消費を減らせば、ガス代が節約できます。
知って得するガス代節約術
ガスの消費を抑えるコツを紹介していきます。
お風呂編
ガス代の半分以上をお風呂で消費しています。多ければ8割以上になることも……。
1.給湯でお湯をはる
お風呂にお湯をはる時、あなたはどうしていますか?
・水をはってからお湯を沸かす風呂釜式
・お湯を溜める給湯式
200Lの浴槽を40℃に沸かした場合(水温を15℃とし、1日1回365日行った場合)
風呂釜式の場合…年間26,751円
給湯式の場合……年間23,054円
差 額 3,696円
「お湯を沸かす」という人は、お湯を溜めた方がだんぜんお得なので、お風呂にお湯はる時は給湯でお湯を溜めるようにしましょう。
2.シャワーの時間はできるだけ短く
シャワーはどうしても出しっぱなしにしてしまいますが、1分だけでも短くすると節約することができます。
1日1回、365日使用した場合、1回の使用時間9分と10分とを比較してみました。(水温15℃、湯温40℃)
シャワー入浴 9分……年間12,449円
シャワー入力10分……年間13,833円
差 額 1,384円
1分間のシャワーのお湯の量は12Lです。
浴槽はおよそ200Lですので、シャワーを17分間流すと浴槽はいっぱいになります。
お風呂をシャワーだけで済ますという人もいると思いますが、1回のシャワーで15分以上使う場合は、お風呂をはるのに必要な量を流してしまうことになりますので、シャワーよりも浴槽にお湯をはった方がお得になります。
3.お風呂のフタをこまめに閉める
外気温25℃、200Lの浴槽で40℃とした場合で、4時間後の湯温低下の温度をふた有り3℃、フタ無し5℃で、1日1回365日行った場合
ふた有り……年間2,853円
ふた無し……年間4,755円
差 額 1,902円
お風呂にお湯をはる時や入浴後など、こまめにフタをするだけでもガス代は節約できます。
キッチン編
キッチンでできるガス代節約術を紹介します。
1.なべ底から炎がはみ出さないようにする
調理するとき、炎をなべ底からはみ出さないようにすることが大切です。
炎がはみ出した部分は鍋に伝わらず、また小さすぎると調理時間に時間がかかるので、放熱量が多くなるのでこまめに調節しましょう。
はみ出した炎を調節することで、年間およそ268円節約できます。
2.なべ底の水滴をふき取ってから火にかける
やかんやなべなどの底についている水滴をふき取ってから火にかけるとガス量を2%削減することができます。年間およそ36円節約できます。
3.なべにフタをして調理する
お湯をわかす時などにフタをすると、熱が逃げることを防げるので、ガス量を15%削減できます。年間およそ359円節約できます。
また、煮物などの調理の際に落し蓋(木フタ、アルミホイル、パラフィン紙など)をすることで調理時間が半分以下になります。年間およそ2,352円節約できます。
4.食器を洗う時のお湯の温度を下げる。
冬場は水で食器を洗うのは大変です。ゴム手袋をつけて洗うのがもっとも節約できますが、冷たさは伝わってきます。今まで40℃で洗っていた場合、お湯の温度を38℃にするだけで、年間約1,210円(1日2回手洗いした場合)節約できます。
ガス会社を変更する
都市ガスを使用している場合、地域によってはガス会社を選ぶことが出来ます。基本使用料を現在のものと比較し、より安いガス会社に変更することができます。
また、料金プランを見直すのもいいでしょう。
プロパンガスを使用している場合も、都市ガス同様プロパンガス会社を変更することができますので、現在の基本使用料より安いプロパン会社に変更しましょう。
上記の節約方法を実践した場合、年間でおよそ11,207円節約することができます。
これらの方法を実践しても、ガス代が節約できないという場合は、ガス給湯機器の故障が考えられます。
ガス給湯器の故障・寿命
給湯器を使う頻度が多くなる秋から冬にかけて、ガス給湯器が故障することが多くなります。
工事が混み工事日程の予約がなかなかできなくなりますので、早めに交換を検討することをお勧めします。
給湯器の故障・寿命のサイン
・蛇口から出るお湯の温度が、下がったり上がったり一定しない。
・給湯器から異音がする。
・お風呂のお湯が設定温度よりぬるい。
などの症状がある場合は故障や寿命のサインです。
給湯器を設置してまだ数年という場合は、メーカーのメンテナンス窓口に修理を相談することをお勧めします。
あくまで目安ですが、設置して10年以上経過している場合は、修理よりも交換をお勧めします。
エコジョーズはガス使用量を減らし、省電力なので節電にもなります。
エコジョーズ
エコジョーズは廃熱を利用して水を温めるので、ガスを無駄なく使えます。

出典=ノーリツ エコジョーズ http://www.noritz.co.jp/product/kyutoki/gus/eco_j.html
メリット
給湯器は燃焼するときに200℃近い排気ガスを排出していますが、エコジョーズはその熱を給水に伝えることができるので、より少ないガスの燃焼でお湯を作ることができます。従来のガス給湯器と比べると、年間でおよそ10,000円ガス代を節約することができます。
大気中に不要な熱の放出を低減できるので、地球温暖化防止にも貢献できます。
デメリット
エコジョーズは一般的な給湯器に比べて、やや設置費用が高額になります。
しかし、毎月ガス代を大きく節約できるので、早期にその設置費用を回収することができます。
また、機器内で発生した水を排出するための排水経路が取れない場合は、設置することができません。
ガス給湯機器の交換を検討の際は、ぜひワイケイアートにご相談ください。
わたくしどもワイケイアートは八千代市・佐倉市を中心に千葉県内外で物件のリノベーションを行っております。
ガス給湯機器以外のお悩みやご質問なども、お気軽にお問い合わせください。
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